恐ろしい話です。
熊本の遠征中、フロントホイールを付け替えたりしてローター(ブレーキディスクのこと)が擦るようになってしまいました。タイヤが回転すると、その周期にあわせてシュイン、シュイン、シュイン、、、って音がなる状態です。
当然そんな時は、ブレーキのキャリパー(ディスクを挟む側のこと)の位置を調整するのですが。。。
皆さん、気をつけてください!!
キャリパーを固定するボルト。規定のトルク以上の力で強く締めすぎると。。。
『パキッ』
と音が鳴って死亡です。
いつまで締めてもクルクル回り続けるボルト。
ブレーキ固定できへんやないか。。
これ、ボルトの受け側、つまりフロントフォークについているブレーキ台座のネジ山が破損した状態です。
お~っと、ということはボルトを違うのに交換しても解決しない。
そう、フロントフォーク側の大問題ってなるわけですよ。
構造上、このブレーキ台座ってフォークのアウターレッグと一体成型されてますので、破損した部分だけを交換ってできなさそう。。。
やばいっすね。。
フォーク買い換え10万円。
フォーク買いかえ10万円。
フォーク買えかえ10万円。
フォーク買え買え10万円。。。おい!
無理でしょう。
無理ですよ、10万円は。
プルプルしながらトムスクラフトに電話。。
『あのぉ~、店長、、、やばいっす。。。』
と、まあそんな感じだったんですが!
さすが経験豊富な店長、『大丈夫です!なんとかしましょう!』の一言。とりあえずレースに出れる状態か確認して、後は京都に戻ったらすぐに来てくださいとのこと。
(レースはなんとかなりました)
帰宅後、さっそくお店へ。
どうやらネジ山を修復できるようです。
まずは壊れたネジ穴の部分を切削。
ホームセンターなどでも扱っている道具のようですが、その作業はかなり精度がいりそうなので自分ではやらずにプロにお任せするのが良さそうです。
そしてそこに新たなボルト穴となる部品(螺旋状になってる物)を挿入。
作業が細かい。。。
多分、自分でやるとしたら、もっとダメにしてやっぱりフォーク買い換え10万円ってなりそう。
店長がやるとこんな感じ!!
きれいに穴が修復されました!
すごい、ちゃんと山ができてる。
あとはキャリパー取り付けるだけで時間も待ったりしなくてよいみたい。材質的にも強度が上がってるらしくひと安心。
助かった~~~。
ほんと良かった。。。
とりあえずまず最初に思ったのは、頼りにできる自転車屋さんがあるって良いなってこと。
今回のことに限らず、すぐに相談できて、解決するための手段をいくつか持ってて、こちらのお財布事情などもあわせて最善の手を尽くしてくれる。
いや~ほんとに助かりました^^
私ももうボルトは締めすぎません!!
気をつけます!
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