日時 : 2019.04.13-04.14
会場 : MTBハイランド吉無田高原(熊本県)
天候 : 雨(マッド)
距離 : 4.4km×6周(26.4km)
機材 :
<フレーム>SCOTT SCALE900 RC
<サスペンション>FOX 32 Float (65psi/0click)
<タイヤ>
(F)SCHWALBE RACINGRALPH29*2.10(1.8bar)
(R)SCHWALBE THUNDERBURT29*2.10(1.8bar)
順位 : 33位/33名
時間 : -4Laps
(PHOTO : Sumpu Photoさん)
やらかしてしまいました。。
初戦、最下位。。。いつも応援してくださってる方、ごめんなさい。
まずは試走の様子から。
前々日に現地入り、まずはコースウォーキング。
今年発足したばかりの「フカヤレーシング」の松本選手と、毎年会場で一緒にレースを楽しんでるCyclery KirinのFさん。
会場に着くタイミングが一緒だったので 三人でご飯食べたりコースを見て回ったりして過ごしました。
ひろーい草っぱら。ゲレンデ的な?感じ。
スタートから一気にピークまで登って、少しだけ森林区間に入ったらまた出てきて一気に下ってきます。
スタートからの登りでは一部こんなガレ場があって、どのラインで登るか選手で色々別れそうな感じ。
コースの大半はこの刈ったばかりの固い草草ゾーン。
ブスブス刺さってあわやパンクするのではないかと心配になるレベルです。素手をまっすぐに着いたら確実にぶっ刺さって出血します。
このブスブス、見た目以上になかなかやっかいな奴です。というのも常にタイヤが浮いているような感じで、地面にしっかり着いてる気がしません。オフキャンバーとかになるとどんどん外に流されるし、突然意図せぬ方向にラインが変わります。
ただそこさえ攻略できればただただ草草が続くコースなので体力勝負、スピードレースが予想されます。
ピークからの景色。
天気も良くてすごく気持ちよい!!
翌日、土曜日は試走日になるのでレースマシンでコースイン。
朝に3周、午後から3周走ってしっかりと確認。
(日差しも強くてけっこう日焼けしました)
そして14日、レース当日。
雨、雨、雨。
天気予報どおりですけどね。
迷うのがタイヤ選択。
前レーシングラルフで後ろサンダーバートはやりすぎな気はするのですが。。。
ただ、コースの9割はブッスブスの草。土が濡れていてもトラクションはかかると予想。さらに言えば、この刈った草がタイヤにまとわりついて重くなりそうなので、ノブは高いものよりも浅いものが良いだろうと。ロケットロンに変えて、草と土をたっぷりタイヤに絡ませて、それはそれで走りに影響があるのでは。。。
応援がてらコースを見て回りコンディションの変化具合、みなさんの走り方、様子をチェック。うむ。ドライ仕様、レーシングラルフxサンダーバートの組み合わせでいきましょう!!
(PHOTO : Sumpu Photoさん)
14:00
男子エリートクラス、いよいよスタートです!
この頃には雨も強くなっており、だいぶ寒くなってきていたのでレッグウォーマーとアームウォーマー着用し寒さ対策。
(PHOTO : Sumpu Photoさん)
スタートしてはじめの登り。
この写真の区間では押して登る選手もちらほらと。
やはり午前中のレースに比べてエリートの時間には雨量もあがり路面が不安定に。ぐさぐさ刺さるはずの固い草も予想に反して役に立たず。
サンダーバートはさすがに登れない。
早々にバイクから降りて押しに切り替える。
既にこの時点で周りのペースにはついていけず最後尾を走ることになる。
ピークまで登り、森林区間に入るとそこはまさに地獄絵図。
距離としては非常に短いシングル区間なのだが、それを永遠にと思わせるぐらい、ニュルニュル地獄。もうタイヤの向いている方向に関係なくニュルニュルニュルと重力と地形にあわせて滑っていきます。
前の選手が立ち止まって何か苦労している様子。
どうやらフロントタイヤに泥が噛みすぎて回転しなくなったとのこと。高グリップでノブの高いタイヤだと泥を巻き込みすぎるし、ノブが低いと制御効かないし。結局このレベルではもうどのタイヤも同じ。とにかくできる限り前に進むのみ。
(PHOTO : Sumpu Photoさん)
⇧枝か何かを巻き込んだ。。。
とんでもない森林区間を越えると少し登り返してダウンヒル区間へ。
晴れてドライだったらとても楽しいコースになるバンク付きのダウンヒル、このコンディションは非常に残念。
バンクにあわせて走るので、コンディション関係なくそれなりにスムーズに走れるんですが、ところどころ前後タイヤともにニュルニュル滑る。。。これは気を抜けない。
一番苦労したのはこの区間⇩
(PHOTO : Sumpu Photoさん)
スピード出し過ぎたら制御できず、斜面に沿って流されていきコースアウト。
無理のないスピードまで落として下ります。
こうなると体力的にも負けている自分はなかなか順位を上げることもできず。ズルズルと落ちていきます。。
2周目には勝負ついた感じで、惨敗してレースから降ろされる形に。
33人出走して、みごと33位。
後ろには誰もいない状況。
せめてここだけでも、と頑張れるところでもがいてみたものの当然意味なんてなく。
考えてみれば心拍数が上がるまでも持っていけず、何もできないままコースに翻弄されて終わってしまった初戦。
なんとも後味の悪い走りをしました。
次戦はびわこ高島、朽木のレース。
この吉無田と共通するのは、スタートからいきなりピークまで一気に登るというレイアウト。少し登り返して、そして一気にダウンヒルという似た特徴をもつコース。
そしてその後は八幡浜、前橋へと続きます。
初戦失敗しただけに、朽木で調子を取り戻し、八幡浜、前橋へとつなごうと思います。
吉無田の会場には地元のかたが飲食や物販のブースを開き、またコース横にはスラックラインやボルダリング、草スキーなどのイベントも開催されていました。
この地域の方も多く訪れていて『MTBは見たこともないけど、こんなのやってるって聞いて見に来てみた』とおっしゃる方もいたり。地元密着型のとても雰囲気の良いレースでした。
子どもたちも来ていたら、とても楽しんでいただろうなぁって感じ。
ちなみにうちの子どもは、私がレースで不在中にドラム教室のコンペで優勝したらしく。
『ぼくは1位やったでぇ。お父さんは何位やった??』と聞いてくるわけで。今回は本当に家に帰りづらかった。。。
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